追筆：10/July '22
第一回目はネパールのエベレスト山域：Gokyo Ri ゴキョー Gokyo Lakes

8000m級の山々に囲まれた天上の美しき碧き湖。

2017年の１月はお正月の間にインドに向かい、しっかり暑くなるまでの４か月間を、ここはこの世の天国なのだろな～と思いながらインド北部のリシケシで過ごしました。そこからネパールのカトマンズに移動。気が付いたらゴキョーを含め、地球の屋根に囲まれたエベレスト街道に５月・６月、５週間の滞在をしていました。

その多くを過ごしたのが、一般的には素通りをして次の目的地に進む人が大多数のエベレストへの玄関口の「ルクラ」標高2,860メートル。

ルクラという町は世界一危険と言われるテンジン・ヒラリー空港があることで知られています。もちろんわたくしもカトマンズ～ルクラ間の往復で、２度利用しました。8000メートル級のヒマラヤの峰々だけではなく、首都のカトマンズから田舎の地域までネパールの国土を具に見られる絶景の中を飛ぶセスナ機に乗ることができる素晴らしいフライトです。（危険率ももちろん高いのですが。）

あまりにも飛行機の中は音がうるさいので、客室乗務員さんが耳に詰める脱脂綿と、耳が詰まるのを回避するためのキャンディーを配ります。ただの綿ですが、なかなか有用です(笑)。

約３週間を過ごしたルクラは、上高地の帝国ホテル並みのステイとは言いませんが、なかなか快適な滞在が可能です。

おいしいケーキ、おいしいコーヒー、焼き立てのパン、ローカルレストランでの皮から手作りの揚げたての美味しいサモサ、モモ、トゥクパ（麺）、滞在先のホテルで作ってもらう好みの美味しい食事、お魚だっていただけるのです。エベレストで！(笑)。多くの登山者や観光客は召し上がらないと思うのですが、色々なことをあまり気にしないワタクシは何度か🐟いただいておりました。

ルクラには現地の方に嫁がれた日本人女性がいらして、お土産屋さんをされていらっしゃいます。彼女から、チキンはこの季節はもう食べない方がよいですよと言われつつ、それもまた気にせず、登山前にタンパク質が摂りたく、ほぼ毎日むしゃむしゃしておりました。

また、ルクラの街だけではなくエベレスト街道中が、インターネットに高速でつながるように整備されています。さすがです、世界有数の観光地✨。王道ルートを少し離れると入りは多少悪くなりますが、それでもゼロにはならない。

本屋さんもあって（たぶん登山者が置いていくものもあると思われる）、かつての愛読書の一つ、ジョン・クラカワーの『空へ～ into thin air』を正に現地で見た時は、うわぉ～と思ったものです。

寒いので毎日浴びる気にはなりませんが、シャワーからは暖かなお湯も出て快適に使えます。

瞑想をしようとホテルのお庭に出ると、目の前に聳えるのは6000ｍ級の山々。朝昼夜と時間によって刻々と変わる色と様子が、それはそれは毎日見事でした。

少し村の中を歩くと、小学校やゴミ収集施設があり、小さな市があり、人々が畑仕事をしていて、、と、生活の場も見えてきます。鼻水ズルズル垂らしたboyと仲良くなったんだったな～。

何と幸せな世界の一大観光地の玄関でしょう。

はっきり言って必要なものは全てあります。
快適な滞在に足りないものは何もありませんでした。

Gokyoの話題もいくらでもあるのに、今回はルクラについて書いてしまった。
しかもまだ書きき足りない(笑)

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